歯のホワイトニングとは?

ホワイトニングのキホン

お得にホワイトニングをしたいときはいろいろな方法の値段と効果を比較してみよう

歯を白くすることはホワイトニングといわれていて、さまざまな方法が用意されています。安い方法から高い方法までいろいろとあるので、できる限り安く行いたいと考えるなら、それぞれの値段をしっかりと比較しましょう。

ただし、安いものでは満足できる白さを実現できないこともあるため、効果もきちんと比較しなければいけません。こちらでは代表的なホワイトニング方法の値段と効果の説明をするので参考にしてください。

もっとも安いのは歯磨き粉を使った方法

とにかく安くホワイトニングをしたいと考えるときは、普段使う歯磨き粉を専用のものに交換しましょう。歯を白くするための成分や研磨剤が入ったホワイトニング専用の歯磨き粉が売っているので購入をおすすめします。千円程度で売られている製品も多いため、気軽に利用できるホワイトニング方法だといえるでしょう。

ただし、歯を白くする効果は、それほど高くないケースが多いので気をつけなければいけません。基本的に歯磨き粉は、着色汚れを落とすことで白くすることを目指しています。漂白をするわけではないため、歯自体がすでに黄色くなっている場合は思ったような効果を得るのは難しいです。

従って、歯磨き粉を使った方法は、タバコやお茶などの飲み物による着色汚れに悩んでいる方に向いているといえます。

ホワイトニングシートで安く歯を白くできる

ホワイトニングシートと呼ばれる製品を使えば、自宅で歯を白くすることが可能です。シートを歯に貼り付けるだけでしっかりと漂白してくれ、輝く歯を実現できます。ただ、日本で販売されている製品では、力不足の場合が多いので注意しましょう。

その理由は歯をしっかりと漂白するための成分は、日本で売られている製品には含まれていないからです。もしも、強力な漂白するための成分が入った製品を使いたい場合は、海外から輸入する必要があります。個人輸入は難しいと感じるかもしれませんが、インターネットとクレジットカードがあれば簡単に行えます。

日本語に対応するオンラインショップも存在するため、興味があるなら強力なホワイトニングシートを探してみましょう。なお、個人輸入ができる製品にはいくつか種類があり、有名なものだと20日分で6千円前後で売られています。

それよりもずっと安い製品も売られていますが、クオリティが低く、あまり歯が白くならないものもあるので気をつけなければいけません。もしも、安いものを購入しようと考えるなら、口コミやレビューのチェックをおすすめします。

『白くなった』という声がまったくない製品の場合は、効果がない可能性が高いので買わないほうが無難です。

医療機関で歯を白くする方法は二つ

歯を確実に白くしたい場合は、審美歯科がある歯科クリニックを活用しましょう。そこにはホワイトニングというメニューがあり、医療機関でしか使えない漂白するための薬剤を使って、確実に歯を白くしてくれます。どのくらいの白さにしたいのか希望を伝えられるので、不自然なほど真っ白くすることだって可能です。

なお、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングという二つの方法が用意されているため、どちらが自分に合っているか考えてから歯科クリニックを訪れましょう。ちなみに、虫歯がある場合は、歯を白くするための施術を行ってもらうのは難しいです。

まずは、虫歯の治療から始めることになるので、痛みがあったり黒い部分があったりするときは、それを治療するための費用もかかると考えたほうがよいでしょう。もちろん、病気である虫歯の治療は保険が適応されるため、3割負担(人によってはもっと少ない)で治してもらえます。

ドクターにやってもらえるオフィスホワイトニング

歯科クリニックの診察台のうえで歯を白くしてもらうのが、オフィスホワイトニングです。施術はすべてドクターが行ってくれるため、利用者は口を開けて待っているだけで終了します。なお、病気の治療ではないので、保険を適応して安く施術を受けることはできません。

自費治療となっているため、歯科クリニックが自由に値段を設定しています。二万円前後でやってもらえるところが多いですが、歯科クリニックによってまったく異なるので、通いたいところがある場合は料金表を調べてみましょう。

自費治療の場合は料金を明示して、利用者に分かりやすくしているケースがほとんどです。ただし、一回あたりの料金なので、一回目で満足できる白さにならなかったときは、新たに二回目を受けなければいけません。そのため、考えていた倍以上の金額になる可能性もあるため、事前に施術が何回必要になるのかドクターに聞いておきましょう。

自宅で可能なホームホワイトニング

最初に歯科クリニックでマウスピースを作ってもらい、それを使って自宅で歯を白くできるのがホームホワイトニングです。漂白するための薬剤を五千円未満で売ってくれるところもあるため、オフィスのほうに比べてずっと安く済むことになります。

しかし、マウスピースを作ってもらうための値段が二万円以上するケースが多いです。従って、一回目のホワイトニングはオフィスのほうが安く、二回目以降はホームのほうが安くなると考えましょう。ちなみに、ホームのほうに使うための薬剤の濃度は、オフィスよりも低く設定されています。

そのため、一日で終わるのではなく、一週間から二週間はホワイトニングをしなければいけません。もちろん、ずっとマウスピースをつけ続けなければいけないわけではなく、一日二時間程度装着すればよいだけなので安心しましょう。

ホワイトニングは定期的に行わなければいけない

ホワイトニングの方法はいくつかありますが、どれを選んだとしても、一回限り行えばよいというものではありません。白くなったとしても、時間が経てば色はどんどんと元に戻っていきます。従って、いつでもキレイなままでいたい場合は、定期的に行う必要があるのです。

そのため、ホワイトニングの費用を考えるときは、どのくらいの間隔で、再度行わなければいけないのかもきちんと考慮しましょう。安くて効果が高いものを選んだと思っていても、やり直す間隔が短かったら、総合的に見たときにほかの方法よりもずっと損をしているかもしれません。

続けられる方法を選ぼう

ホワイトニングで白くなった歯をずっと保ち続けるには、それなりに手間も時間もお金もかかってしまいます。そのため、自分に合った方法でなければ、途中で面倒になってしまい、ホワイトニングを投げ出してしまう可能性があります。そうならないためにも値段と効果をしっかりと比較して、無理なく続けていける方法を見つけ出しましょう

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